
防衛医科大学校 整形外科教授 千葉一裕先生
独自の視点と卓越した才能を持ち、それぞれの分野の最前線で活躍する医療界のリーダーたち。彼らはどんな道を歩み、現在の活躍に至ったのか。連載「リーダーの履歴書」では、注目すべきリーダーたちがアウトプットしてきた論文を紹介しながら、彼らの思考の源泉に触れていく。
今回の「リーダーの履歴書」には、防衛医科大学校 整形外科教授 千葉一裕先生にご登場いただきます。
#01 国際的な活躍と帰国の決断
留学先での椎間板研究立ち上げ
慶應大学整形外科教室に入局した千葉先生。初の国際学会オーラル発表で聴衆の心を掴みます。日本で指導をうけた椎間板研究を留学先のRush大学でも継続。学会発表やグラント獲得などの成果をあげポジションを獲得しますが、日本へ帰国する決断をします。

#02 周りを巻き込むゲノムプロジェクト
誰よりも努力しているか?
留学から帰国後、脊椎班チーフとなった千葉先生。椎間板ヘルニア・変性の原因遺伝子をみつけるプロジェクトや片開き式脊柱管拡大術の長期フォローの研究を行い、強くグループを牽引。千葉先生の国際舞台でのコミュニケーション能力の裏側に迫ります。

#03 症例を突き詰めて論文という形に残す
成功とは成功するまでやり続けること
留学中の仕事が10年経って論文として世に出た千葉先生。それから20年以上コンドリアーゼに関わってきた経緯があり、リベンジの第3相試験でコンドリアーゼがついに承認されます。医者として科学者として、自分の関わってきた薬が患者さんの元へ届くことの喜びを伺いました。

こちらの記事は2021年9月にQuotomyで掲載したものの転載です。