手術室でも医局でもない、
外科系医師に開かれたオンラインでの研鑽場所

浜松医科大学整形外科教授 松山幸弘先生

独自の視点と卓越した才能を持ち、それぞれの分野の最前線で活躍する医療界のリーダーたち。彼らはどんな道を歩み、現在の活躍に至ったのか。連載「リーダーの履歴書」では、注目すべきリーダーたちがアウトプットしてきた3本の論文を紹介しながら、彼らの思考の源泉に触れていく。
今回の「リーダーの履歴書」には、浜松医科大学整形外科教授 松山幸弘先生にご登場いただきます。

#01 ミネソタ留学から帰国後に脊椎チーフへ

困難なものに常にチャレンジ

若くして名古屋大学脊椎チーフとなった松山先生。最後の砦である大学病院で、多くの難症例の手術に立ち向かいます。その中でも脊髄髄内腫瘍は繊細な手術技術と経験を要求されます。先輩から受け継いだ技術、術中脊髄電位モニタリングを用いての術中判断、後進への教育。松山先生の脊髄腫瘍手術に対する思いとは。

#02 革新的な胸椎後縦靭帯骨化症手術を考案

Skin to skinで脊椎治療を伝える

現在では胸椎後縦靭帯骨化症に対する手術戦略として確立している後弯矯正によるindirect decompression。その革新的手術誕生には、ひとつの手術症例経験がありました。そして、浜松医科大学整形外科教授に就任された後も、精力的なアクションを起こします。

#03 オールジャパンの先を目指して

院長になっても現場を知っていることが大切

椎間板ヘルニアに対する薬物承認という形で長年の臨床治験を形にした松山先生。浜松医科大学附属病院長になり、学会活動でもリーダーシップを発揮し、オールジャパンの取り組みの先を見据えます。その溢れるエネルギーを支える、松山先生のモットー「KKSKI」、そして松下幸之助の言葉とは。

こちらの記事は2021年1月にQuotomyで掲載したものの転載です。