地方独立行政法人秋田県立療育機構 理事長 / 秋田大学名誉教授 島田洋一先生

独自の視点と卓越した才能を持ち、それぞれの分野の最前線で活躍する医療界のリーダーたち。彼らはどんな道を歩み、現在の活躍に至ったのか。連載「リーダーの履歴書」では、注目すべきリーダーたちがアウトプットしてきた論文を紹介しながら、彼らの思考の源泉に触れていく。
今回の「リーダーの履歴書」には、地方独立行政法人秋田県立療育機構 理事長　秋田大学名誉教授　島田洋一先生にご登場いただきます。

#01 ２つの専門性を極める

歴史のない新設医学部での戦い方

ひょんなことから秋田大学整形外科教室に入局した島田先生。戦後に初めてできた新設の国立医学部では自分で何かを見つけるしかないと、大学院卒業後に留学で３カ国を渡り歩きます。

#02 難症例に積極的にチャレンジ

整形外科は手術で患者を救えないといけない

外傷治療のレベルが低いと整形外科全体のレベルが低いと、難治骨折患者さんを救うために教授になってからイリザロフチームを結成。脊椎手術では、骨化症や脊髄腫瘍などの難症例で経験する髄液漏に対して、後にスタンダードとなる治療を開発します。

#03 先進的技術でリハビリテーション革命

医工連携の基本はGive and Give

工学者とのモノづくりを通して、多くの新しい機械を生み出した島田先生。その際に大事なことは、医者が相手にどのくらいGiveできるか、と言います。島田先生の考える「究極のサービス精神」とは？

こちらの記事は2021年8月にQuotomyで掲載したものの転載です。