手術室でも医局でもない、
外科系医師に開かれたオンラインでの研鑽場所

東京大学医学部整形外科教授 田中栄先生 目次編

独自の視点と卓越した才能を持ち、それぞれの分野の最前線で活躍する医療界のリーダーたち。彼らはどんな道を歩み、現在の活躍に至ったのか。連載「リーダーの履歴書」では、注目すべきリーダーたちがアウトプットしてきた3本の論文を紹介しながら、彼らの思考の源泉に触れていく。
今回の「リーダーの履歴書」には、東京大学整形外科教授 田中栄先生にご登場いただきます。

#01 Nature論文誕生秘話

破骨細胞との出会い

スポーツ整形外科をやりたいと東大整形外科に入局した若き田中先生。関節リウマチ患者さんの診療を行いながら、骨の基礎研究分野に興味を持つようになります。講演会での出会いをきっかけに昭和大学歯学部、Yale大学への留学へと繋がり、破骨細胞研究者としての田中先生のキャリアがスタートします。

#02 東大整形外科に基礎研究ラボを作る

臨床の役に立たないことをしよう!

日本に帰国した田中先生は、教授に東大整形外科に基礎研究ラボを立ち上げるよう使命を受けます。大学院生3名とラボ立ち上げを行い、大好きな基礎研究で論文業績を出していくようになります。そのラボで「臨床の役に立たないことをしよう!」と大学院生に指導していた田中先生の真意は?

#03 100年後の整形外科を目指して

未来はわからなけど、進む方向はわかる

生物学的製剤の誕生によって関節リウマチ患者さんへの治療が劇的に変化していました。臨床現場での課題を解決するモチベーションからスタートした臨床研究の紹介とともに、基礎研究が抱える難しさも吐露。多くの他分野への造詣が深い田中先生が大切にしている考え方とは?

こちらの記事は2020年11月にQuotomyで掲載したものの転載です。